2020年9月現場研修会を実施しました
2020.09.30
当社では、若手社員を対象に毎月社内研修会を行っています。今回は敷地面積が約20,000㎡の大規模倉庫の新築現場にて、鉄筋の機械式継手に関する現場研修会を実施いたしました。
機械式継手とは. 溶接やガス圧接をせずに、カプラーと呼ばれる鋼管で鉄筋を接合する工法です。
初めに現場担当より工事概要説明、続いて、一般的に行われている鉄筋の溶接やガス圧接と比較し、機械式継手の長所や短所といった特徴や施工方法などの説明を受けました。
特に機械式継手の施工管理を行うにあたり、注意すべき管理項目等の説明を受けました。
続いて、実際に機械式継手の施工箇所の見学を行いました。
鉄筋の鋼種サイズを判別するカラーマーキング、カプラーと鉄筋の接合の確認を行いました。
現場担当より研修会参加者の疑問点への解説を受け、機械式継手についての理解を深めることができました。
研修会参加者からは、現場の機械式継手の施工状況は、とても参考になった。綺麗な配筋の仕上りがとても印象的だったこと。大規模な現場で整理整頓、清掃がしっかりと行われており、とても雰囲気の良い現場だった。という感想が述べられました。
これらを各人の担当現場に持ち帰ってもらいたいと思います。
引き続き社員の建築技術力向上のために、毎月このような研修を実施してまいります。